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2025.05.11

赤ちゃんのための離乳食!適切な出汁量で健康管理

 

離乳食を始めると、様々な疑問が湧いてきます。
その中でも、出汁の量は特に悩ましいポイントではないでしょうか。
赤ちゃんにとって適切な量はどれくらい?与えすぎるとどうなるの?
そんな疑問にお答えするため、離乳食における出汁の量について解説します。

 

離乳食の出汁量と月齢別目安

 

生後5~6ヶ月頃の出汁の量

 

生後5~6ヶ月頃からの離乳食開始時期には、昆布だしがおすすめです。
昆布だしには、母乳にも含まれるグルタミン酸などの旨味成分が含まれており、赤ちゃんにとってなじみやすい味です。
開始時は、少量から始め、様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。
目安としては、1回小さじ1~2杯程度です。
アレルギーチェックのためにも、まずは少量から試すことが大切です。

 

生後7~8ヶ月頃の出汁の量

 

生後7~8ヶ月頃になると、かつおだしや煮干しだしも選択肢に加わります。
ただし、動物性だしは、加熱殺菌をしっかり行う必要があります。
かつおだしは、85~90℃で90秒以上加熱しましょう。
煮干しだしを作る際は、煮干しの頭や内臓を取り除き、苦味を抑える工夫をしましょう。
この月齢では、1回小さじ2~3杯程度を目安に、様子を見ながら調整してください。

 

生後9ヶ月以降の出汁の量

 

生後9ヶ月以降は、赤ちゃんの発達や好みに合わせて、出汁の種類や量を調整できます。
様々な出汁を試してみて、赤ちゃんが喜んでくれるものを探してみましょう。
ただし、常に塩分やヨウ素の摂取量に注意が必要です。

 

出汁の種類による量の調整

 

昆布だし、かつおだし、煮干しだしなど、出汁の種類によって、含まれる成分や塩分濃度が異なります。
昆布だしはヨウ素を多く含むため、与える量は控えめにしましょう。
1日小さじ1杯程度を目安に、他の出汁と組み合わせて使用すると良いでしょう。
かつおだしや煮干しだしは、塩分が少ないため、比較的多くの量を与えても問題ありませんが、過剰摂取には注意が必要です。

 

 

出汁量過剰摂取のリスクと対策

 

塩分過剰摂取のリスクと対策

 

塩分を過剰摂取すると、赤ちゃんの腎臓に負担がかかり、高血圧などのリスクにつながる可能性があります。
離乳食初期には、塩分を一切加えず、素材本来の味を生かした調理を心がけましょう。
出汁を使用する際も、薄めに取ることを心がけ、塩分を含まないものを選びましょう。

 

ヨウ素過剰摂取のリスクと対策

 

昆布だしにはヨウ素が多く含まれています。
ヨウ素の過剰摂取は、甲状腺機能低下症のリスクを高める可能性があります。
0歳児のヨウ素耐容上限量は250㎍/日です。
昆布だし100mlあたりに含まれるヨウ素の量を考慮し、1日小さじ1杯程度までを目安にしましょう。

 

アレルギーへの配慮と注意点

 

初めて新しい出汁を使う際は、少量から始め、赤ちゃんの様子を注意深く観察しましょう。
アレルギー症状が出た場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。

 

出汁の与えすぎによる消化不良への対策

 

出汁の与えすぎは、赤ちゃんの消化器官に負担をかける可能性があります。
最初は少量から始め、赤ちゃんの反応を見ながら、徐々に量を増やしていきましょう。
消化不良が疑われる場合は、医師に相談してください。

 

 

まとめ

 

離乳食の出汁の量は、赤ちゃんの月齢や発達段階、使用する出汁の種類によって調整することが大切です。
塩分やヨウ素の過剰摂取に注意し、少量から始め、赤ちゃんの反応を見ながら適切な量を見つけることが重要です。
アレルギー症状や消化不良の兆候が見られた場合は、速やかに医師に相談しましょう。
初めての子育ては不安も多いですが、赤ちゃんとの時間を大切に、安心して離乳食を進めていきましょう。