離乳食の出汁パックを長持ちさせる!冷蔵・冷凍の保存方法

離乳食作りで欠かせないのが「だし」です。
当社でも、赤ちゃんのために開発した「無添加のUMAMIだし」をご用意しています。食材そのものの旨みを生かしているので、調味料に頼らなくてもやさしい味わいに仕上がり、離乳食のスタートにも安心してお使いいただけます。
ところで、この「だしパック」、使った後そのまま捨ててしまっていませんか?
実は適切に保存すれば、二度手間なく、栄養価の高い離乳食作りに役立てることができます。
今回は、離乳食用だしパックの冷蔵・冷凍保存の方法と注意点について解説します。
離乳食の出汁パック冷蔵庫での保存方法
冷蔵庫での保存期間は当日中
冷蔵庫で保存する場合は、必ず当日中に使い切るようにしましょう。
離乳食の出汁パックは、食材から出た旨味や栄養分が溶け込んでいるため、菌の増殖が比較的容易です。
室温に長時間放置すると、雑菌が繁殖し、食中毒のリスクが高まります。
そのため、調理後すぐに冷蔵庫に収納し、当日中に使用することが、安全で衛生的な保存方法と言えるでしょう。
冷蔵庫の温度設定も確認し、適切な温度(10℃以下)になっていることを確認してください。
保存容器は清潔な密閉容器を選ぶ
冷蔵庫での保存には、清潔な密閉容器を使用することが重要です。
使用済みの出汁パックをそのまま冷蔵庫に入れるのは避け、清潔な密閉容器に移し替えて保存しましょう。
密閉容器を選ぶことで、他の食品からの臭いの移り込みを防ぎ、出汁パック自身の風味を保つことができます。
また、容器は使用前に熱湯消毒するなどして、しっかりと清潔に保つことを心がけましょう。
プラスチック製の容器を使用する場合は、耐熱温度を確認し、熱湯消毒が可能なものを使用してください。
冷蔵庫の奥の方に保存する
冷蔵庫の温度は場所によって異なります。
冷蔵庫の奥の方、特に野菜室などは比較的温度が安定しているため、出汁パックを保存するのに適しています。
冷蔵庫のドアポケットなどは温度変化が大きいため、避けるのがおすすめです。
また、冷蔵庫の内部にスペースに余裕を持たせ、空気の循環を良くすることで、温度変化を抑制し、より安全に保存することができます。
離乳食の出汁パック冷凍保存する方法は?
冷凍保存は約1ヶ月可能
冷凍保存であれば、約1ヶ月間保存することができます。
冷凍することで、菌の増殖を抑え、より長期的な保存が可能になります。
ただし、冷凍保存も万能ではありません。
冷凍庫の温度管理、解凍方法、再加熱方法など、適切な手順を守ることが重要です。
製氷皿で小分け冷凍が便利
冷凍保存する際は、製氷皿などを使って小分け冷凍するのがおすすめです。
1回分ずつ小分けにして冷凍しておけば、必要な分だけ解凍して使用でき、無駄を減らし、使い勝手も向上します。
また、小分け冷凍することで、解凍時間を短縮することも可能です。
冷凍保存用の袋を使用する場合には、冷凍庫で使用する製品であることを確認し、空気を抜いてから冷凍するようにしましょう。
解凍方法は電子レンジまたは湯煎
冷凍した出汁パックを解凍する際は、電子レンジまたは湯煎を使用するのが一般的です。
電子レンジを使用する場合は、加熱しすぎに注意し、様子を見ながら解凍してください。
湯煎の場合は、沸騰したお湯の中ではなく、火を止めたお湯の中に入れてゆっくりと解凍するのがおすすめです。
急激な温度変化は、栄養価の損失につながる可能性があります。
再加熱は一度だけ
解凍した出汁パックは、一度だけ再加熱して使用しましょう。
一度解凍したものを再び冷凍すると、品質が低下し、雑菌の繁殖リスクが高まります。
再加熱する際は、必ず沸騰させてから使用し、完全に温まっていることを確認してください。
まとめ
離乳食の出汁パックの保存方法は、冷蔵庫保存なら当日中、冷凍保存なら約1ヶ月を目安にしましょう。
冷蔵庫保存には清潔な密閉容器を使用し、冷蔵庫の奥に保存します。
冷凍保存する際は、製氷皿などで小分け冷凍し、電子レンジまたは湯煎で解凍、再加熱は一度だけと、衛生面と風味、栄養価を維持する工夫が大切です。
これらの点をしっかり守ることで、安全で美味しい離乳食作りに役立ててください。




































